脇参道


 神社北側、県庁前電停方面からの近道ともいえる脇参道の入り口です。路地裏の細い参道なのでご存じない方も多いと思いますが、ここから入って進むとすぐ左手に「土佐山内家宝物資料館」の入り口があります。また、そこからそのまま鏡川方面に抜けることも可能ですので覚えておくと便利です。
 


常夜燈

 山内神社の脇参道の入口に建つこの常夜燈には、背面に「明治四年辛未年」「八月吉辰」と刻まれており、山内神社が創建されて少し経ってから寄進されたことが分かります。
 明治四年(1871)七月十四日、廃藩置県が断行され、山内神社を創建した高知藩知事山内豊範は、その任を解かれて上京を命じられます。豊範が上京するのは、九月十五日であり、常夜燈の寄進はこの間に行われたことになります。
 刻まれている寄進者の名前は中級クラスの藩士です。廃藩置県という時代の移り変わりのなか、かつての主君である歴代藩主を祀る山内神社への寄進者の想いが偲ばれます。




<次へ>

西参道 脇参道 社殿 東参道
西神門 社務所 末社 東神門
記念碑など 資料館 周辺案内 境内地図



2007 YAMAUCHI SHINTO SHRINE .All rights reserved.